【卓球】今アツいスポーツ、卓球。試合の見どころは?

卓球

昔はオタクイメージが強かった卓球というスポーツ。
最近では若い選手たちの大活躍ぶりが報道され、そのイメージは払拭されています…!
そこでこの記事では卓球の魅力、そして試合が放映された時の見どころについて、元卓球部の筆者が語ります!

卓球の魅力とは…?

幅広い世代・腕前問わず受け入れられているスポーツ

卓球は様々な世代にプレーされていますよね。
小さい子からおじいちゃんおばあちゃんまで、幅広い世代から愛されているスポーツです。

温泉卓球や、ラウンドワンなどのエンターテインメント施設で遊べますよね!
未経験者でもわいわい楽しめる身近なスポーツです!

詰めると奥が深い

学生の部活や、社会人卓球など、競技としての卓球をすると、様々な要素が絡み合った非常に奥が深いスポーツとなります。
ラバー・ラケットの性能、戦型、打法、戦術、読み、メンタルなど、多様な要素が絡み合って試合の結果が左右されます。
そしてそれらが見事にハマると気持ちいいんです!
非常に奥が深いスポーツです。



プロの試合の見どころは…?

ダイナミックなラリーの応酬

僕が伝えたい一番の魅力です!
やはりプロの試合といえばこれ!
互いの選手がそれぞれ強烈な回転・スピードで返球しあう…思わず声が出てしまうくらいエキサイティングです!

 

戦型に注目

選手の戦型にも注目です!
それぞれの選手がメインにする戦い方には、様々な種類があります。
その前にまずはラケットのタイプの紹介を。

シェークハンド

大体の選手がこの型になりますね!
シェークハンドと呼ばれるタイプのラケットを使います。(握手をするように握るのでシェークハンドらしいですたしか)
特徴として表面と裏面、2面を使って返球します。
表面で打つのはフォアハンド、裏面で打つのはバックハンドと呼ばれます。

 

ペンホルダー

日本をメインにアジア圏で昔多数の使用者がいましたが、最近はシェークハンドが増えつつあり減少傾向にあります。
シェークハンドとの違いは、使用する面が片面になります。
個人的なイメージではバックハンドの威力を犠牲にしてフォアハンドの破壊力を上げている感じです。

中国式ペンホルダー

こちらもペンホルダーですが、違いはなんとこちらは裏面もラバーを貼れるタイプのペンホルダーです。ペンホルダーでありながら両面使うことが出来ます。

 

では戦型へ。

両ハンドドライブ型

おそらく一番多いのではないかと思われるタイプです。
台の後ろ寄りでドライブ(強烈な上回転をかけて返球する)を主に用いて攻めるタイプです。
プロの試合では両ハンドドライブ型が多い為、ドライブの応酬がよく見られると思います。
日本選手では水谷隼選手張本智和選手平野美宇選手などが該当しますね。

前陣速攻型

こちらは先のドライブ型とは正反対で、台の前の方で張り付き、相手の攻撃を速いテンポでブロックしたり、スマッシュしたりと回転よりもテンポ・スピード重視のタイプになりますね。
ご存知『愛ちゃん』こと福原愛選手、最近ノッている伊藤美誠選手も前陣速攻型になります。

カット主戦型(カットマン)

耳にしたこと、目にしたこともあると思います。
一定層存在する、ディフェンシブな戦型です。
カット(強烈な下回転をかけて返球する)をメインとし、相手のミスを誘発して粘り勝ちを目指すタイプです。
強烈な下回転がかかっているため、相手は基本的にはドライブで持ち上げるか、面を合わせて繋ぐかしか出来ないため試合が長くなりがちです。
また、プロの選手では、フォアハンドは攻撃寄り、バックハンドはカットメインという選手もある程度存在します。攻撃の頻度も選手によって十人十色なので、そこも見どころになるかもしれませんね!
動画は日本人の伝説のカットマン、元プロ選手の松下浩二さんのスーパープレーです。釘付けになりますよ!

 

異質攻守型

こちらはかなりの希少種です。
バック面に粒高と呼ばれる特殊なラバーを貼って戦います。

粒高ラバーは相手の返球の逆回転をかけて返したり、弾の威力を殺して返したり、無回転のボールを出せたりと非常に変化がつくラバーで、それで相手を翻弄してフォア面で攻めるというタイプです。
七色の王子サーブの使い手だった福岡春菜選手が粒高の使い手でした。

 

様々な戦型の選手がいて、色々な組み合わせの試合があるので、今度テレビで卓球を見た際にはどんな戦型の選手なんだろうというのも注目してみてはいかがでしょうか?

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