東方作品をプレイする上で便利なツールを紹介します。
※これらはすべて非公式のツールです。
使用してデータの破損等が起きても自己責任です。
VsyncPatch(Vpatch)
VsyncPatch、通称Vpatchです。
このパッチはDLLインジェクションと呼ばれる方法で実行中のEXEファイルを書き換えて、動作を変更するものです。
そのため、本来意図されている「公式の仕様」とは異なる動作をするようになることから、
現状このパッチ適用時のリプレイに関しては一部の東方Projectスコアボードに投稿することはできません。しかし、このパッチはいわゆるチートツールに分類される、スロー化や無敵化などとは異なる、
あくまでもプレイ環境の改善を目的としたツールです。
環境による入力遅延に悩まされている方や、下記の主な機能を見て便利だと思った方は
一度導入されてみる事をおすすめします。ゲーム中にCPU使用率が常に100%になる現象を回避できます。
FPSが安定し、60FPS以外で動作してしまう環境でも正常なFPSが得られるようになります。
このツールを利用することで見込める効果は、
・入力遅延の解消
・fpsの安定
などがメインとなります。
他にもfpsを任意の数値にできたり(倍速プレイが可能)、画面サイズを指定して起動するなど便利な機能があります。
入力遅延の解消
東方作品は環境によっては入力に遅延を感じることがあり、特に紅魔郷・妖々夢は使用PCなどにもよりますが、かなりの遅延を感じることがあります。
Vパッチを使用することでこれを解消し、操作しやすくすることができます。
fpsの安定
東方のfpsは60が正常ですが、環境・スペックによってはfpsが安定せず、画面がカクついたり遅くなったりすることがあります。
Vパッチを使用することでfpsを60に固定することができ、安定した速度でプレイをすることができるようになります。
導入方法
ここへアクセス。
ページ最下段の「ダウンロード」から適用したい作品のリンクをクリックし、ファイルをダウンロード。
ZIPファイルなので解凍。展開したファイルの中身を確認します。
このうち、
・vpatch.exe
・vpatch.ini
・vpatch_th(作品の番号).dll
をコピーして、th○○.exeなどが置いてあるデータフォルダへ貼り付けします。
ゲームを起動する際はvpatch.exeをクリックして起動するとvpatchを使用して起動できます。
東方のexeファイルから通常どおり起動するとvpatchが適用されない状態で起動します。
thprac
東方のプラクティスモードをさらに細かく設定変更できるようになる非公式ツールです。
スペルプラクティスがない作品でスペルプラクティスができるようになったり、
道中をチャプターごとに練習できたり、ボスの通常なども練習できるようになります。
また、残機やボム、素点なども設定することができ、
ノーボムやノーミスノーボム、スコアタまで幅広く活用することができます。
導入方法
こちらへアクセス。
Downloadをクリック。
Downloadをクリック
Assetsの「thprac v~.exe」をクリックするとダウンロードが始まります。
その場合はウイルス対策ソフトなどの設定見直しをしましょう。
ダウンロードしたexeファイルをわかりやすいところへ。
東方作品を起動した後にexeファイルを起動すると確認メッセージが表示されます。
はいを押すと適用されます。
その後プラクティスモードに入ると…
できました!
いろんな設定をいじることができます。
バックスペースキーを押すと左上にさらにメニューが出ます。
(プラクティスモードのプレイ中に押しても出ます。)
もう一度押すと消えます。
以下研究用として個人的によく使うもの
F1:無敵
無敵です。
被弾すると被弾音のみが聞こえるのでどこで敵本体や弾に当たるか判定の判別がしやすかったりします。
F5:残り時間減らない
ボスの通常弾幕やスペルカードの残り時間が減少しなくなります。
無敵とセットでひたすら弾幕の傾向を探ったりしています。
F7:永遠に続くBGM
一度やり直すとBGMの再生がリセットされますがこれをオンにするとループするようになります。好みによります。
注意
スペルの取得履歴などが狂ったりすることがあります。
気になる方はバックアップを取ったりしましょう。
まとめ
この2つを使用するだけでも東方の環境が劇的に変わると思います。
とても便利なツールですので、ぜひ正しい使い方をしてプレイ環境・練習環境を整えてみませんか?
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