この記事を書くきっかけ
初心者におすすめしやすい東方の作品ってどれ?という話題がSNSで挙がっていたので、
私の視点から各作品を初心者におすすめできるかどうか書いていきます。
私について
この記事を書いている人間は何者か軽く書くと
・全作品の、難易度Lunatic(一番難しい)を全機体(キャラクターやルート)でクリア済、
・全作品Lunaticノーボム縛りクリア済
・全作品Lunaticスコアアタックの大台達成(これくらいのスコア出てたらすごいって数字)
前提
まず東方の作品には
・メインストーリー、本編である作品(ナンバリングが整数のもの)
・サブストーリー、外伝的な作品(ナンバリングが小数点のもの)
の2種類があります。
小数点作品はストーリー的にも、またゲームのシステム的にも本編に触れていないと分かりづらい為、整数作品のみを対象とします。
また、おすすめしづらい作品であれど、上達していくとどの作品にもそれぞれ違った魅力を感じることができるため、
あくまで一から東方を始める場合におすすめできるかそうでないかということを前置きしておきます。
表現がふんわりしてるのはゆるして;;
各作品ごとのおすすめ度
紅魔郷
あまりおすすめできません。
Win版最古の原作です。
キャラクターやBGMなどが大人気な作品ではありますが、古い作品のため動作がPCの環境によっては安定せず、
そもそも起動難易度が高いということで一番おすすめしづらいです。
対処法は上記
また、自機の当たり判定(のようなもの)が表示されなかったり、敵の体力表示だったりが見づらかったり、初期の作品特有のクセがあります。
弾幕もランダムのものが多く難しいと思います。
しかしゲームシステムは非常にシンプルで、気合で避ける、危なくなったらボムを撃つといったわかりやすいゲームです。
先に述べた通りキャラクターやBGM、雰囲気などはやはり人気であり、敢えて主観を含めると一番大好きなゲームではあります。
それらの要素が大好きで、PCにある程度詳しく起動の問題を対処できるのであれば是非買いましょう。神ゲーです。
妖々夢
ゲーム自体の難易度的にはおすすめできるが、ゲームの起動難易度を考慮するとあまりおすすめできないと言った感じです。
妖々夢も古い作品の為、紅魔郷と同じような起動の不具合が起こる可能性があります。
同様にキャラやBGM、ゲームの雰囲気も人気なので愛があれば買いましょう。
ただ、自機の当たり判定や、敵の体力の切れ目などがこの頃から改善されていきます。
また、妖々夢以降は作品固有のシステムが存在します。
妖々夢には「森羅結界」システムがあり、複雑なことを省いて言うとボムの代わりになるようなバリアがちょこちょこ発生します。
残機も多いのでボムと森羅結界をたくさん使えばどんどん先へ進めます。
起動が問題なくできればとてもおすすめできる作品です。
永夜抄
とてもおすすめできます。私も永夜抄から東方を始めました。
Easyの難易度が低く、実際私が弾避けもまともにできない頃、なんとかコンティニューを全部使い切ってクリアできた作品だったりします。
また、各要素もスペルプラクティスやルート分岐、多くの自機など、システムを深く理解しなくても楽しめるくらいのボリュームがあるやりこみゲームです。
花映塚
あまりおすすめできません。
他の作品と大きく毛色が異なる対戦形式のゲームです。
ただ避けていればいいわけでもなく、こまめにチャージショットと呼ばれるものを使って弾消しをしていく必要があります。
そしてボムを撃つよりもチャージショットを使うのがメインとなるので、このゲーム特有の立ち回りが必要となり、どちらかというとシステムは小数点寄りです。
キャラの数が多かったり、イラストのタッチ、BGMなどはとても良いので、
他のゲームと切り分けて考えて遊べる場合は楽しいのでぜひやりましょう。
特に一緒に遊べる友人がいる場合は二人で遊べて楽しいので一気におすすめ作品へ昇格します↑
風神録
それなりにおすすめできます。
なぜなら紅魔郷と同じように複雑なシステムが無く、気合で避けるか、霊撃(ボム)を撃つかのシンプルなゲームだからです。
風神録以降はゲーム画面が大体似ていて、これ以降の作品に触れる場合の分かりやすい土台にできると思います。
注意があるとすれば他の作品ではボムの扱いである霊撃は、風神録と後述する地霊殿のみパワーを消費して撃つことになります。
霊撃を撃ちすぎるとジリ貧になるし撃たないと危険なので最初の頃は判断が難しいところです。。。
綺麗な背景、評価の高いBGMなど、まさしく日本の秋を体感できるので東方の世界観に浸る場合にもおすすめできます。
地霊殿
おすすめできません。
初見殺し系の弾幕が多いのが理由です。
システムとしては前述の風神録と同じ、パワーを消費してボムを撃つ、これもまたボムを撃つかパワーを温存するか判断が難しいタイプです。
また、敵の弾をミス判定ではないギリギリ近くでかする「グレイズ」によってアイテムを回収できるというのがメインシステムですが、
弾がEasyだと弾が少なくてグレイズできなかったり、Normalだと逆にそれを意識することになるので初心者にはおすすめはできません。
やり込むほど味が出るスルメゲームなので、たくさんやって覚えるほど目に見えて上達が分かりやすいゲームでもあります。
星蓮船
おすすめできません。
プレイヤー間でも最難関と有名なほどの難易度、システムの複雑さなのでまず初心者は様子を見るべきです…
最大の特徴であるUFOシステムをうまく駆使できるようになるにはまず他の作品で基礎を身に着けてからにしましょう…
神霊廟
おすすめできません。
トランスシステムというものがありますが、低難易度ではあまり使えず、トランスを使わないと残機やボムも増えないので難しいです。
輝針城
おすすめできません。
アイテムをまとめて回収することにフォーカスした作品で、画面の上に行けばアイテムをまとめて回収できる東方の「上部回収」をうまく使うことになります。
しかし上部回収自体がリスキーな行為なので…
あと輝針城にしかないトリッキーなギミックのスペルがいくつかあります。。。
紺珠伝
あまりおすすめできないかもしれません。
ゲーム難易度自体はかなり高く、システムもグレイズを狙わないと残機が増えないのでとても難しいです。
ですがこのゲーム固有のシステムとしてゲームモードが2種類あります。
従来のように残機を持って挑戦し、クリアを狙う「レガシーモード」、
そしてステージがチャプターごとに区切られ、突破ごとにオートセーブされて、
次のチャプターを突破するまで何度でもやり直せる「完全無欠モード」
弾幕は難しいですが完全無欠モードをまったりと遊ぶのであれば多少は視野に入れてもいいかもしれません。
RPGのようなゲーム性になります。
天空璋
とてもおすすめできます。
四季をテーマにした作品でキャラクターと春夏秋冬のサブオプションの組み合わせで自機の数が豊富です。
固有システムは「季節解放」があり、画面に落ちている季節アイテムを拾うとゲージが増え、
解放ボタンを押すと弾消しや攻撃ができる季節解放を発動できます。
これをうまく使うもよし。
ただこういうシステムが複雑って感じる方もいるかもしれませんが、
特に季節解放を使わなくてもNormalまでとかであればそこまでクリアに支障はきたしません。
季節ゲージを溜め込んでも火力が高まるからです。
季節解放をうまく使って戦略的にプレイしたい人にも、気合避けとパワーでゴリ押しだ!って人にも、どちらにもおすすめです。
鬼形獣
おすすめしません。
動物霊とロアリングシステムの複雑さは星蓮船レベルに匹敵すると思います。
こちらも他の作品をじっくり遊んでからがいいです…。
虹龍洞
おすすめできます。
カードシステムというものが存在し、いろいろなカードをゲーム開始前にセットしたりゲーム中に入手することで、
自機に様々な効果を付与することができます。
元々の敵の弾幕、敵の硬さなどは若干厳しいですが、
手に入れたカードで自分なりの戦略を練ってクリアを目指せるので、プレイ幅が非常に広いゲームになります。
うまく弾消しできるカード、パワーを上げるカード、ショットを強くするカード、ボムを増やすカード、残機を増やすカードなど
カードの種類がたくさんあるので、効率的に弾消しする装備を作ったり、ショット火力モリモリにしたりと
各々のプレイスタイルにあった装備で遊びましょう。
獣王園
執筆日付(2023/09/06)時点での最新作
そこそこおすすめできます。
花映塚に次ぐ対戦形式のゲームです。
ただ従来の東方よりもかーなーり変わった箇所がたくさんあるので、獣王園から始めるのはあまりおすすめできないかも。
ただ、花映塚よりも直感的に遊べると思うので、そちらよりは若干おすすめ度合いは上です。
決まったパターンみたいなものはなく直感でひたすら避けたり弾消しをして凌いでいくゲームなので、
もしかしたら全作で一番取っつきやすいかもしれないです。
でもいろんな作品を踏まえた上でこの作品を遊んだほうが楽しめると思うので、そういった意味でこのゲーム最初にやるべきではないです!
でも結局は…
気になるキャラクターがいたり、BGMがあったり、ストーリーがあったり、
他の人のプレイを見て楽しそう!やってみたい!…ってなったものが一番です!
あくまで参考程度に…ってことでおしまい!
書いてる途中で疲れて雑なところあるかもしれないけどごめんなさい;_;