緑茶
緑茶には、うつ病の症状を改善する可能性がある成分が含まれています。緑茶には、カテキンやテアニン、アルギニンなどの成分が含まれており、これらには抗ストレス効果やリラックス作用、不眠改善効果などが期待できます。特にテアニンは、脳の興奮を鎮めてリラックスさせる効果があり、うつ状態の軽減につながる可能性が示唆されています。緑茶を飲むことでうつ病の症状を改善するには、水出しで淹れるのがよいでしょう。水出しで淹れるとカフェインやEGCGの抽出を抑えることができ、テアニンやアルギニンの効果を最大限に引き出すことができます。
実際ここ数日緑茶を意識して飲み始めてから、飲み始める前の時よりも気持ちが安らいでいる
豚汁
豚汁には、トリプトファンというアミノ酸が含まれており、鎮静作用や精神安定作用があるため、イライラやストレス過多のときに適した食べ物です。トリプトファンは、体内で合成できない必須アミノ酸で、神経伝達物質の材料となります。また、メラトニンの素となるため、快眠にも役立ちます。
豚汁に含まれるトリプトファンは、豚肉に多く含まれています。豚肉は100gあたりのトリプトファンの含有量が最も多く、また、アラキドン酸という脳の細胞膜に多く含まれる脂肪酸も含まれています。
トリプトファンを効率よく働かせるには、ビタミンB6も一緒に摂取するとよいでしょう。また、トリプトファンはブドウ糖によって脳へ届きやすくなるため、肉や魚はごはんと一緒に摂取するのが効果的です。トリプトファンを多く含む食品には、次のようなものがあります。
- 牛乳やヨーグルト、チーズなどの乳製品
- 豆腐や納豆などの大豆製品
- 卵
- バナナ
- 穀物や種実類
明日から豚汁生活かな~